岐阜県建築士会 まちづくり委員会

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福まち建築士 2025年度

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令和7年度介護保険住宅改修適正化研修会

テーマ:「高齢者の住まいを支援する様々な方法と大切なこと」

    ~導入しやすい住環境の工夫、理由書作成・住環境改善のポイント~

日時 :令和8年2月16日(月):13:30~15:30

場所 :瑞穂市巣南公民館 多目的ホール

参加者:41名(受領委任事業者22名、介護支援専門員19名)

    もとす広域連合 介護保険課2名、福まち建築士6名

 

 本研修は、介護保険制度における住宅改修支援業務の適正化を目的として開催されました。

 

 まず、住宅改修前に導入しやすい住宅の改善点や住まいに取り入れたい豆知識について田中さんから説明がありました。つまずき・転倒防止など6つの観点でその対策や注意することなどの説明がありました。

 

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    福まち建築士 田中伸裕講師            参加者の皆様

 

 次に、住宅改修理由書の作成における留意点について解説がありました。利用者の身体状況や生活動線を十分に把握し、改修の必要性を具体的かつ明確に記載することの重要性が強調されました。また、福祉用具貸与との比較検討を行い、住宅改修の必要性を適切に判断することが求められるとの説明がありました。そこで共通の事例について住宅改修の理由書を作成するワークショップを行いました。そのあとグループ発表を行いました。グループごとに寝室の場所や手すりの位置、他にも扉の変更等様々な提案があり、同じ改修でもいろいろな考え方があるのだと感じました。

 

 本研修を通じ、住宅改修は単なる工事ではなく、利用者の自立支援および生活の質(QOL)の向上を目的とする重要な支援であることを改めて認識しました。

 

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     ワークショップの様子            グループごとに発表

 

 理由書の作成にあたっては、身体機能や住環境の状況を客観的に評価し、なぜその改修が必要なのかを論理的に説明できるように心がける必要があると感じました。また、給付適正化の観点からも、制度理解を深め、根拠に基づいた支援を行うことの重要性を再確認しました。

 

 この研修を受講された方々が今後は、研修内容を日々の業務に活かし、利用者の安全確保と自立支援に資する住宅改修支援に努めていただきたいと思います。私たちの支援業務もなお有意義な活動になればと願います。

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令和7年度 全国大会 福祉まちづくりセッション

テーマ:ユニバーサルなまちづくりを目指して~大阪・関西万博におけるユニバーサルデザインの計画と見直し~

日時 :令和7年9月19日(金)9:30~11:30

場所 :グランキューブ大阪 10階 会議室1005

参加者:会場参加者43名(岐阜県からは2名)

 

 今年度の福まちセッションでは、大阪で行うということで、昨年度から連合会の主要メンバーで万博に視察に行くという計画から進めていきました。

 まずはそのような流れとなった経緯と今回のセッションの主旨説明を川口部会長からお話しして頂きました。その後、報告、意見交換という流れでした。

 「報告① 大阪・関西万博会場視察会(8月23日)の報告」をみんなの写真をまとめた岐阜県建築士会が行いました。

 「報告② 大阪・関西万博におけるユニバーサルデザインの計画と見直し~障がい当事者が望んだことと実際~」として大阪府建築士会の山本さんが行なってくれました。万博視察に行った時、ある程度説明をしてもらっていましたが、改めて改善出来なかったことに対するもどかしさを感じました。

 「報告③ 2025大阪・関西万博を契機とした福祉のまちづくりの更なる推進」として大阪府都市整備部 住宅建築局建築環境課 住環境推進グループ主査 秀坂正綱氏よりお話しして頂きました。大阪府へは車でしか行ったことがなかったので、他県等との違いがあまり分かりませんでしたが、今回の1970年の大阪万博からの経験も踏まえて今回の大阪万博で福祉のまちづくりの更なる推進ということが、公共交通機関を使う事によって他県との違いを実感しました。

 

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セッションの様子              報告① 報告の様子

 

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報告② 報告の様子              報告③ 報告の様子

 

 次はユニバーサルツーリズムの現場からの視点で「活動報告」を行なってもらいました。

 活動報告1)徳島県建築士会からは「ユニバーサルツーリズムに関する取り組みについて【誰もが気兼ねなく参加できる旅行】」についてワークショップのお話しをして頂きました。「当事者の声を一番大事に」ということで障害者や認知症の高齢者、外国の方のお話を聞くなど大変ためになるお話しでした。

 活動報告2)滋賀県建築士会・京都府建築士会からは「全国バリアフリー情報公開プロジェクト IKKEL」の取り組みについてお話し頂きました。こちらのIKKELに関しては私も参加しているのですが、とても良い取り組みだと思います。その調査の関係で色々な宿泊施設を訪れる機会を得られ、ユニバーサルデザインのみならず足りないところは心のバリアフリーで乗り切ろうという施設側の心意気が伝わります。そういった内容を見て、障害をもつ方や高齢者の方も今まで宿泊を躊躇していた遠いところへも行って頂けたら良いなと思います。

https://ikkel.or.jp/

 

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活動報告1) 報告の様子           活動報告2) 報告の様子

 

 最後に質問コーナー、意見交換が行われました。

 はじめて参加された方などは全国でこんなに色々活動をしているのかと、大変驚くとともに、大変参考になったと言って頂きました。

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住まいの相談員 勉強会

テーマ:高齢者と住まい

日時 :令和7年9月10日(水)10:30~12:00

場所 :オンライン

 

 『住まいの相談員 勉強会』のテーマが高齢者と住まいということだったので、オンラインにて参加しました。一般財団法人住まいづくりナビセンター主催で講師は一般社団法人高齢者住宅協会 企画部長 永野浩子氏でした。

 

 第1部でのセミナーでは『高齢者と住まい~国土交通省「高齢期の健康で快適な暮らしのためのすまいの改修のガイドライン」~普及の取組を通じて』としてお話しして頂きました。

 市場背景と現状認識、お客様への提案に向けて、お客様へのアプローチ事例をお話し頂きました。

 その中で紹介頂いた一般社団法人高齢者住宅協会が出している「改修提案の手引き」はHPにて入手可能です。

 

 第2部では意見交換会を行う予定でしたが、最初に相談事例を挙げて頂いた内容について質問等が多く時間切れで意見交換会ではありませんでしたが、事例や相談を受けた時の対応方法など勉強になりました。認知症は後見人手続きを先に行なわないと売買が難しかったり、介護や改修とは違った内容もありそういったことも説明できる建築士でありたいと思いました。

 

 次回は12月10日(水)10:30~12:00に勉強会を行うそうです。10月、11月にワンストップ相談会があるので、その時の事例もお話し頂けるそうで机上の理論だけでなく実例を教えて頂けるのはとても勉強になるので、次回も参加したいと思います。

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大阪・関西万博視察報告

日時 :令和7年8月23日(土)

場所 :大阪・関西万博会場

参加者:23名(岐阜県からは5名)

 

 連合会福まち部会で8月23日(土)に大阪・関西万博に行きました。連日の猛暑日、夜には花火が予定され、皇族の訪問も重なりびっくりするくらい暑くて、混雑していました。

 岐阜からは5名が参加しました。全国各地から23名の方が参加されました。

 

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視察メンバーで大屋根リングの上で集合写真  団体用休憩所で意見交換会

 

 大屋根リングの下で集合して、まずは大屋根リングの上に上がるエレベーターを見学しました。大阪士会の山本さんのご案内で計画段階では東ゲート近くにもう一基エレベーターを要望したそうですが、希望の箇所ではない所に追加されたお話しをお伺いしました。そのあと場内を散策し、団体用休憩所で詳しく万博のバリアフリーについてお話し頂きました。団体用休憩所は場内各所に用意されていて夏休みなので学生の団体などはみえず、自由に座ることが出来ました。けれども暑かったです。そこで各所トイレについての話題になり、参加者の皆さん各所トイレについて感想を述べられました。ジェンダーレストイレの使い勝手について、ゲート外のバリアフリートイレについて、男性便所、女性便所の混在緩和の工夫などいろいろな意見が出ました。

 

その後岐阜の皆さんと実際に話題にあったトイレを見に行きました。場内でも評判が悪いというトイレは本当にいろいろ言いたいことがある物でした。他にパビリオンのバリアフリー対策や通路、階段の工夫など見学して自由行動になりました。

 

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一見ユニバーサルトイレだが...        ヘルスケアパビリオンのみんなトイレ案内

 

 9月の全国大会では、福まちセッションで万博を取り上げるとのことです。普通に楽しむだけでなく、また違った視点で万博を見学してとても有意義な視察でした。

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