岐阜県建築士会 女性委員会

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平成22年度活動報告

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ぎふ建築士の日・フェスティバル

受付の様子

ぎふ建築士の日・フェスティバル
日時:平成22年7月7日(水)~11日(日)
会場:十六徹明ギャラリー
    岐阜市徹明通り1-3 電話058-262-0116

この期間中各種の講演・セミナーが行われました。
女性委員会としては、受付等のお手伝いをおこないました。


 

講演会の様子
「中津川宿・落合宿の古建築調査の結果について」



講演会「中津川宿・落合宿の古建築調査の結果について」に参加して
 
                    報告者 森崎麻充

 表記のテーマで、中山道中津川宿古建築調査研究会の糸魚川亨様と長尾修様の講演を聞きました。
 古建築調査は家の全てを見られるため、ご主人は快諾しても奥さんが反対し、説得に難航すること、長期不在の家は、帰省を待たなければならないこと、調査員の保険の必要性、また、限られた予算で行うための経費の削減方法など、私の想像を超えた多くの話を伺い、この18件の調査が、どれほど大変であったか察することができました。
また調査により判明した、隠れ家のある家や、棟札の存在、囲炉裏で燻された木の撥水性、古建築の構造体の頑丈さなど、大変に興味深い話でした。
 そして、多くの古建築調査により、伝統木構造を後世に伝承する必要性を語られ、これには、大いに共感致しました。
 この他、中津川宿には多くの旅籠や商家が存在し、経済や文化が非常に栄えていた様子や、御天医がおられたこと、苗木藩と岩村藩の交流が盛んで婚姻も多かったことや、尾張藩が木曽の五木の伐採を禁止したため、美林を残すことができたことなど、様々な時代背景も知ることができました。
 また、講演中に2冊の調査報告書を回覧していただきましたが、いずれも、詳細に調査されており、時間の都合で熟読出来なかったことが、非常に残念でした。
講演を聞いて、先進の建築技術にばかりに興味を持ってしまうことを反省し、古建築についても、もっと目を向けるべきだと、つくづく思いました。
 
 
建築士の日の感想
 
             報告者:下川滝美
 
建築士の日のイベントに一日だけ参加をしました。
本当は毎日参加したようなとても楽しい企画が盛りだくさんだったのですが近所でお葬式がきたり体調不良だったりで参加できずに残念でした。一日だけ参加したのは木曜日でした。
「中津川宿・落合宿の古建築調査の結果について」まとめられた成果品、苦労話などとても興味深くお聞きしました。また中津川支部の活動がとても充実したものであることと宿をテーマに見学会などを企画されて活動がこれからもどんどん広がっていくような気がして引きこまれるように聞き入っておりました。
「宅地地盤の事故や災害から我が家を守る」
本当はこんなに面白いお話とは思いませんでした。
講師の方がとても楽しそうにお話しされるのにまず感動しました。
大昔の地形図に地盤はもどろうとすることや地名に残る先人の警告などとても興味深かったです。
駐車場が大変だとお聞きしていたので久しぶりにバスで行きました。意外にもバスは途中から満員でした。びっくりしたことに柳ケ瀬も高島屋も結構人がいました。子供のころ柳ケ瀬が元気だった頃のことを思い出しました。
一日だけでしたが発表された方々のパワーを頂いた気がしました。楽しくなければ続かない!楽しいから続けられる!そんなことを思いました。
飯沼委員長、宇佐美副委員長、準備打ち合わせ等お疲れさまでした。
準備委員会、青年委員の方々の企画運営のおかげで楽しく参加させていただけました。
ありがとうございました。