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専攻建築士制度

専攻建築士制度

■ 専攻建築士制度をご存じですか。
建築士は、建築の法律やデザイン、構造、設備等トータルな知識を持つ国家資格者です。建物用途や規模により「一級・二級・木造建築士」に分かれています。実際には建物のデザインの専門家、強度や耐震診断の専門家、空調・省エネの専門家、建築現場で指揮をとる専門家、神社やお寺の専門家、銀行、保険会社、役所、学校でもそれぞれ専門家として活躍しています。そこで建築士の団体、建築士会では医師が内科や外科といった専門を示しているように、建築士にもその人の専門技術領域や得意な分野が分かるように「専攻建築士制度」をもうけました。
(公社)岐阜県建築士会では、建築士の「責任の取れる業務領域」と「得意とする専門分野」をめざし、専攻建築士制度を推進しています。

 ・総括設計専攻建築士(建物の設計、構造や設備全般のとりまとめ)
・構造設計専攻建築士(建物の構造設計)
・環境設備設計専攻建築士(建物の電気、給排水衛生、ガス、空調設備などの設計)
・建築生産専攻建築士(建築施工管理、設備施工管理 維持管理、改修、積算など)
・棟梁専攻建築士(伝統建築の設計も大工技能も兼ねた棟梁)
・まちづくり専攻建築士(都市計画、まちづくり活動・コンサルタント)
・法令専攻建築士
(法令の策定、確認検査、住宅性能評価、裁判所・行政に対する法的立場の支援)
・教育研究専攻建築士(建築の教育や新技術の研究、開発など)など、
専門技術領域や得意な分野がわかる制度により専攻建築士が建築相談を受けます。

 

 詳しくは、公益社団法人日本建築士会連合会のホームページをご覧ください。

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